各種活動の紹介

教育・訓練

 教育訓練は、与えられた任務遂行能力を強化するための最も重要な基盤です。このため、種々の制約のなか、事故防止などの安全確保に細心の注意を払いつつ、隊員の教育や部隊の練成訓練などを行い、精強な隊員・部隊の育成に努め、更なる練度向上と即応態勢の維持・強化を図っています。

自衛官候補生教育

 入隊した自衛官候補生に対して、自衛官として必要な知識・技能の基礎を教育します。
 約3ケ月間の基礎教育を終えると、晴れて自衛官として2等陸士の階級が付与され、配置された部隊においてそれぞれの職種に応じた特技教育に臨みます。

特技教育訓練

 配置された部隊では、職種に応じた特技・資格(自衛隊ではMOS(モス)と呼びます)が必要となるため、配備されている装備品の運用方法や専門知識を学びます。

各種教育訓練

 通信要員など各職種に共通して必要な隊員を育てるための教育や、スキー技術、格闘技術などの戦技を指導する指導者を養成する訓練など、様々な教育訓練があります。

隊員個々の訓練

 隊員には、厳しい任務に対応する体力の維持、射撃・救護・格闘技術・スキー技術など基本的な戦技技術の練度向上などが求められており、毎年検定を受験するとともに、日々訓練に励んでいます。

部隊訓練

 精強な部隊育成のため、練成訓練や検閲を実施して部隊を評価し、更なる練度向上を図っています。また、県や各地域で実施する防災訓練などに参加して、自衛隊の行動について理解を深めていただくとともに、自治体や関係機関との連携強化を図ることで災害発生時などにおける迅速な対応・協力態勢の強化を図っています。